トラブル事例とチェックポイント
お困りの際には下記をご確認ください。
- 起動しません
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- 制御電源等ブレーカーは投入されていますか?
- 感震器が作動していませんか?
(制御盤の警報表示に「感震器」がない場合は、感震器本体で確認ください。)
- 着火せず断火警報が出ます
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- ガスの元栓は開いていますか?
- 各インターロックの起動条件は整っていますか?
(風圧スイッチなどの条件が揃っていない場合、安全のため着火動作に入りません。) - 後部のぞき窓より見てパイロットバーナーは着火していますか?
- メインバーナーに着火していますか?
(断火警報は、出る状態である程度の原因特定が可能です。できる限り詳細をお知らせください。)
- ガス臭がします
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使用を停止し、弊社技術サービス課までご連絡ください。サービス員がお伺いしてガス洩れ箇所を特定したうえで修繕します。
- 水面計のレベルが左右で違います
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蒸気側又は水側の連通管にスラッジなどによる閉塞が起きている可能性があります。ブローなどの清掃を行ってください。
- 給水ポンプの動作が不安定です
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電極柱内部のボイラ水が純水化している可能性があります。純水化は電流を流れにくくして電極の動作を不安定にします。ブローなどで電極柱内部のボイラ水を交換してください。
- 規定の圧力で動作しません
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圧力スイッチへ圧力を導く配管の閉塞やピンホールなどが発生している可能性があります。ブローなどの清掃を行ってください。
- 真空式温水器で熱媒水の量が増えています
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熱交換機コイルの劣化によりピンホールなどが発生している可能性がありますので、弊社技術サービス課までご連絡ください。サービス員が調査したうえで適切な修繕をご提案させて頂きます。
- 火炎の色がいつもと違います
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燃料と空気との調整が崩れている可能性がありますので、弊社技術サービス課までご連絡ください。サービス員が酸素濃度測定などによって適切な燃焼調整を行います。
- 運転中に低水位警報や高水位警報が出ます
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給水ポンプなどのストレーナーの詰まりによって給水流量が足りていない可能性があります。ストレーナーの分解清掃を行ってください。
電極による給水制御を行っている場合、電極棒に皮膜形成型のボイラ薬剤が作用して、その制御を不安定している可能性があります。